【WordPress】投稿の編集機能とその方法を理解しよう。
ここではWordpressでの投稿の際のテキスト編集機能を説明します。
WordPressは基本的にはブログのシステムですので、既にブログ運営を経験している方はこのページでの説明は不要だと思います。
また、WordやExelなどを普段活用している方にも、編集メニューのアイコンは馴染みのあるものだとおもいますので、そういう方にもあまり意味のないページかも知れません。
ブログが初めての方向けの情報になります。
初期設定の編集機能
このページでは、Wordpressインストール時の初期機能のみを説明します。
ここで説明する機能の以外にも、テーマ毎に編集機能が用意されている場合があります。
全てのメニューアイコンを表示させる『ツールバー切り替え』
上図の赤い点線で囲まれた『ツールバー切り替え』アイコンは、編集ツールアイコンの表示を1行にしたり2行(全て)を表示したりと、ツールアイコン表示管理するためのアイコンです。
2行目には「文字色」や「区切り線」など頻度の高いツールが用意してありますので、まずはこの『ルーツバー切り替え』アイコンをクリックして全てのツールを表示させておきましょう。
ツールの説明
一度文章を入力してから編集を行うようにしましょう!
編集機能は入力途中で設定すると、以後のテキストにも装飾が反映されることが多々あります。解消作業自体はそれほど面倒ではありませんが、わけがわからなくなる場合もありますので注意が必要です。
見出し・段落設定
見出しと段落を明確にすることは、サイト閲覧者が見やすくなるだけでなく、SEO的な効果も見込めます。
見出しと段落の設定方法は、まず段落を作成します。
段落の作成方法は、入力したテキストの末尾で「Enter」(Macは「Return」)することでそこまでの文章での段落が作成されるとともに、その段落の下に新たな段落の先頭が作成されます。
『見出し化』するには、作成した段落の先頭から末尾までを選択して、上図「見出し・段落設定」欄から該当する見出しの形式を選択すれば見出しを作成することができます。
太字
部分設定
文章中の文字を太めに表示させたい時に設定します。
太く表示させたい部分の先頭から末尾までをドラッグして選択状態にします。
上図のように選択状態表示になったら『太字』アイコンのボタンをクリックすればテキストに太字化が反映されます。
これは普通 → これは太字
段落設定
段落全体に対して装飾を反映させることもできます。
段落全体に反映させる場合は、対象の段落内のどこでもよいのでクリックをして段落内にカーソルを表示させた状態にしてから『太字』アイコンのボタンをクリックすれば、段落内全てのテキストに装飾が反映されます。
編集を取り消したい場合
編集を取り消す場合は、取り消したい部分を選択状態にする、段落であれば段落内をクリックした状態で反映されている編集内容のアイコンをクリックすることで編集を取り消すことができます。
斜体
斜体も太字同様、編集したい範囲を選択状態もしくは段落内の任意の箇所をクリックして斜体のアイコンクリックで反映させることができます。
これは普通 → これは斜体
番号無し(中黒)リスト
番号無しリストや番号(数字)付リストは段落をまとめてリストにしますので、一つひとつのリストをまず段落で作成していきます。
リストにする段落を全て作成したら、対象の段落を全て選択して番号無しリストアイコンをクリックすれば中黒が先頭に記述されたリストが作成されます。
作成したリストの後に段落を作成してもリストにされてしまいます。
その場合は、リスト対象外にしたい段落を選択して番号無しアイコンをクリックして非稼働状態にすればリストから解除され段落になります。
番号(数字)付リスト
番号付リストも番号無しリストと同じ方法で設定することができます。
文字の寄せ(左寄せ、中央寄せ、右寄せ)
文字の寄せ(左寄せ、中央寄せ、右寄せ)は段落に対して反映されます。
見出しやリストを設定する時のように、まず段落全体を選択します。その後、寄せたいアイコンをクリックすれば反映されます。
これは左寄せ。何も設定しなければ左寄せになります。
これは中央寄せ。
これは右寄せです。
リンク
入力したテキストの一部や挿入した画像に対して、クリックしたら同じサイト内の別ページや他のサイトへジャンプするよう設定する時に『リンク』を使います。
設定方法は、リンク設定したい部分のテキストを選択状態にして『リンクの挿入/編集』アイコンをクリックします。
リンク設定のための簡易ウィンドウが表示されますので、入力枠にホームページアドレスを入力して、入力欄右に表示されている「適用」ボタンクリックで設定は完了します。
別サイトへは『別タグで開く』設定に。
外部リンクは、サイト内の情報を補うための参照程度の扱いで、情報の補足が完了すればまた自分のサイトの閲覧を継続してもらいたいものです。また、商品の販売やアフィリエイトでもサイトから複数商品を購入して貰うため、自社サイトへ戻ってきて引き続き商品購入検討を行って貰いたいものです。
しかしながら、同じタブ(ウィンドウ)内でサイトが切り替わってしまうと、ブラウザの“戻る”ボタンでしか戻れなくなってしまうだけでなく、アクセス解析上、ユーザーが「離脱」したことになりセッションが切れることになる場合も考えられます。
諸説あると思いますが、このサイトでは外部サイトへのリンクは「別タグで開く」ことを推奨します。
続きを読む
「続きを読む」は、1つの投稿を複数ページに分割させる機能です。よくポータルサイトのニュースなどである表示です。
ページを区切りたい部分をクリックして『続きを読む』アイコンをクリックすれば、設定は完了です。
ユーザー画面ではそれ以降の表示が無く『続きを読む』表示になります。
管理画面変更『集中執筆モード』
これは、Wordpress管理画面の左側黒ベタのメインメニューと、右側に表示されている「公開」や「カテゴリー」欄など、本文入力欄下に表示される「抜粋」などの欄を非表示にして、『タイトル』と『本文』欄だけの表示にする機能です。
打ち消し
文字の上に打ち消し線を設定します。
「太字」などと同様に、設定したい部分のテキストを選択もしくは対象の段落内任意の箇所をクリックし『打ち消し』アイコンクリックで設定します。
これは普通の文字 → これは打ち消しされた文字
区切り線『横ライン』
一般的には段落と段落、段落と見出しなどの間に、内容の切替などを示す意味で挿入したりする下図のような線になります。
文章の途中に挿入すると、区切り線の前後のテキストはそれぞれの段落として処理されてしまうので注意してください。
新しい段落に対して挿入するようにしましょう。
テキストの色
入力したテキストの色を変更することができます。
設定方法は「太字」などと同様の部分設定、段落全体の変更が可能です。
“色”については、予めWordpressが用意した色をパレットから選択する他、カラーパレット画面内の『カスタム』をクリックすることでカラーピッカーを表示させて、任意の色を設定することもできます。
書式設定をクリア
太字にして、色を変えて、斜体にして、中央寄せなど複数の設定が施されている場所に対して、全ての設定を解除する時、一つひとつの処理を解除していると手間がかかります。
そのような場合にこの『書式設定をクリア』アイコンをクリックすることで、該当の部分、段落の設定を一括で解除してくれます。
特殊文字
記号や通貨記号、数学記号など特殊な文字の入力を、パネルから選択するかたちでサポートする機能です。
インデント増やす
基本配置に対してインデントの“減らす”、“増やす”の説明の順番が異なりますが、まずは“増やす”方から説明します。
「インデント」は、段落の行頭に対しての処理のことを示しています。
『インデントを増やす』とは、段落の行頭位置を少し下げる設定のことであり、この段落のように行頭である左側にスペースを設けることになります。
行頭を下げる大きさは設定できませんが、『インデントを増やす』アイコンをクリックする度に行頭のスペースも段階的に大きくなっていきます。
この段落は上の段落より更に1回多く『インデントを増やす』アイコンをクリックしています。
インデントを減らす
『インデントを減らす』は、上記「インデントを増やす」で下げた段落をもとの行頭位置に近づけるもしくは戻す設定です。
取り消し
『取り消し』は、段落の作成からテキストの入力、入力した情報の編集作業などを、行動毎に作業前の段階に戻していきます。
例えば、「Enter」で新しい段落を作成した後に『取り消し』アイコンをクリックすれば、新しい段落を作成する前の状態に、段落にテキストを入力した後であればテキスト入力前に、「太字」や「斜体」など装飾処理をした後であれば1回分装飾前の状態に戻してくれます。
処理を間違ったり訂正したりする時に役立ちます。
やり直し
『やり直し』は、上記「取り消し」で戻した処理を再適用させる場合に使用します。
「取り消し」で戻しすぎたりする時に役立ちます。
キーボードショートカット
ここまで説明した編集メニューを、編集メニューアイコンをクリックせずにキーボードだけで作業する場合の“ショートカットキーボード”設定を確認することができます。
投稿に慣れてくれば、ショートカットを使用した方が編集が圧倒的に早くなります。
以上が投稿編集の基本メニューの説明になります。
編集メニューを活用して、読みやすいページの作成をこころがけましょう!
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