わかりやすく充実したページの内容・情報を作成しよう!

ホームページの準備ができたら、各ページの内容を作成しましょう!
発信したい情報がありすぎる方は、情報を読みやすくするとともにSEO対策にもつながるように、発信情報があまり思い浮かばない方は、見出しから想定することで内容を膨らませられるように、ページの構成から内容を創っていきましょう。

ページの分類を考える

企業サイトは、会社概要やサービス内容、個人情報保護方針など更新頻度が少なく常時案内しておきたいページと、新着情報など随時追加発信し続けるページの2種類で構成することができます。
前者の常時案内ページは『固定ページ』として、後者の新着情報などは『投稿』としてページを作成し運用していきます。

『固定ページ』とは、ほとんど更新をする必要が無く且つ常にナビゲーション(メニュー)からアクセスすることが必要な、情報そのものの重要性が高いページとして位置づけられる情報で構成するのが一般的です。

『投稿』は『固定ページ』とは反対に、サイトに於いて常に新しい情報として発信し続けるためのページとなります。そのため『投稿』ページは、発信時には情報としての価値が非常に高いものになりますが、時間が経つにつれてそのページの価値は無くなっていきます。

ただし、専門情報サイトなどのような場合は「投稿」で生成したページであっても情報の価値はある程度維持し続けることができます。
専門サイトの例であれば、例えば「魚釣り」の情報サイトを構築した場合、「季節」と「魚種」「釣り場環境」「仕掛け」「ルアー」「ロッド」などの組み合わせでのレポートなどであれば、その組み合わせは非常に多くなり固定ページよりは投稿で作成した方が効率が良くなります。また、数年間は季節毎の釣り方の参考情報となりますので、永い価値を維持することができることになります。

このように投稿は、「お知らせ」的な情報と「参考」的な情報とで異なる価値を発生する事ができます。
自分が立ち上げるサイトはどのような価値を持たせるものかを考えてみるのも重要になります。

ページを内容で分ける

上述の通り、会社概要やサービス内容、個人情報保護方針など内容が全く異なる場合はそれぞれのページを用意して内容を記述していきます。

ブログサイトや専門情報サイトでもTOPページやプロフィールページなどの固定ページは発生すると思います。

ページ内の構成をまとめる

ページの内容を切り分けたら、今度は各ページ内の情報の構成を考えていきます。
ページ内の構成は固定ページも投稿も基本的には同じです。
大きな内容から細かい内容へ掘り下げるような構成にすることが大事です。
例えば「会社概要」というページを作成する場合、会社概要の内容を構成する項目として「代表挨拶」や「企業理念」「沿革」「所在地」などがあると思います。また「所在地」については東京本社や神奈川支社など各地域毎の支店があったりすれば、それも「所在地」を構成する項目になります。
投稿であれば、たとえば「草津旅行」に言ったことを各場合は、「旅行のきっかけ」や「交通手段」「草津の街並み」「旅館について」「感想」などが想定されます。更に「旅館について」には「外観」や「料理」「温泉」「宿の対応」「旅館内での過ごし方」などの項目ができると思います。更に「温泉」では「内風呂」「露天風呂」「効能」みたいな項目ができると思います。
まずはどういった内容で、どう構成するかをしっかりまとめます。

各項目についての「段落」を作成

項目で情報の細分化ができたら、各項目の内容を画像やテキストで構成すればページは完成します。
各項目は「見出し」、項目の内容は「段落」となります。
例えば上述した「草津温泉旅行」をサンプルに見出しと段落を組むと下記のようになります。
()内は見出し・段落の説明。

草津温泉旅行(見出し1)

○月×日、高校の頃からの友人である※※とかねてより〜といった見出し1を受けた段落文章。

旅行のきっかけ(見出し2)

そもそも今回の旅行は〜 といった見出し2の「旅行のきっかけ」を受けた内容の段落文章。

老舗旅館???(見出し2)

今回の宿は、以前から△△で紹介されていた〜 といった見出し2の「老舗旅館???」を受けた内容の段落文章。

築000年の重厚なたたずまい(見出し3)

「老舗旅館???」のことのうち外観や建物のことを、「築000年の重厚なたたずまい」とした見出し3を受けての段落文章。

種類が豊富な温泉施設(見出し3)

大浴場から家族風呂、露天風呂に打たせ湯、サウナと数多くの〜といった「老舗旅館???」のことのうち「種類が豊富な温泉施設」見出し3を受けての段落文章

温泉の効能(見出し4)

この施設の温泉はゲルマニウム〜 といった「種類が豊富な温泉施設」のうち「温泉の効能」をまとめた段落文章

絶景の露天風呂(見出し4)

「種類が豊富な温泉施設」のうち「露天風呂」の内容をまとめた段落文章

地の○○を活かした会席料理(見出し3)

といった感じで、ページの構成をまとめる段階で作成した項目を『見出し』として内容の広い順に見出しのランクを1〜設定していきます。
そして、その見出しの内容に沿った文章及び画像で構成した情報を『段落』として作成していきます。

キーワードを付加してSEO対策

この「見出し」と「段落」の関係がSEOにとって重要になります。
特に『見出し1』には、検索に引っかけたいキーワードを2〜3ほど含めた文章にしておきましょう。
例えば上記の「草津温泉旅行」の例に、「露天風呂」と地の食材「○○」をキーワードとして設定する場合は、見出し1を『絶景の露天風呂と名産○○を満喫の草津温泉旅行』のようにすると効果的になります。

ページ内のキーワード出現率は3〜4%が適正と言われています。
ありすぎても良くないようです。意識しすぎないで普通に文章を作成すれば適正なボリュームになると思います。

キーワード出現率よりも、ページの内容・情報を多くの人に指示して貰うことがSEO的に最も重要になりますので、キーワード設定にはあまり固執せず、充実した情報を見やすく構成することを進めていきましょう。